テンプレート:サッカー選手 立花兄弟(たちばなきょうだい)は、高橋陽一の漫画「キャプテン翼」に登場する架空のサッカー選手、立花政夫(たちばな まさお)、立花和夫(たちばな かずお)の双子の兄弟である。 モデルは元U-20日本代表で現在J1ベガルタ仙台の監督・手倉森誠と同コーチ・手倉森浩。
- 声(立花政夫):ならはしみき/亀井芳子/雪野五月・中井将貴
- 声(立花和夫):鈴木れい子/折笠愛/長沢美樹
- 経歴(原作):花輪小学校サッカー部・花輪サッカー少年団(花輪SS) - 花輪中学校 - 秋田商工高校 - ジェフユナイテッド千葉
- 経歴(テクモ版):秋田商工(II) - ネッツ東日本(IV)
来歴、人物[]
秋田県・鹿角市花輪出身。アクロバティックなコンビプレーを得意とする双子のサッカー選手。ポジションは主にFW、MFを務める。政夫が兄で和夫が弟だが、外見はまったく同じであるため見分けがつかず、よく次藤に間違われてその度に「俺は和夫(政夫)だ。いい加減覚えろよな」と文句を言っている。出っ歯が特徴。二人でよく石崎を「サル」とからかっていたが、「サルは俺達だ」と自分達もサル顔であることを自覚している。「スカイラブハリケーン」「ツインシュート」「トライアングルシュート」「スカイラブツインシュート」など、アクロバティックで度肝を抜くプレイが多いが、その分足への負担や怪我の危険性も高く、出場機会が安定しない。
小学生編では花輪SSに所属し、秋田代表として全国大会に出場。よみうりランド駅に降り立った南葛SC一行は、ホームごしにパスを繰り出しながら疾走する立花兄弟を目撃し、そのコンビプレーに驚愕する。(その後すぐに駅員に怒られていたが) 予選リーグで明和FCと引き分けた花輪[1]は、南葛と決勝トーナメント出場枠を賭けて対決。翼と岬のコンビに押され1点ビハインドで迎えた後半早々、温存していた「トライアングルシュート」で同点に持ち込む。石崎のオウンゴールで勝ち越すも、その石崎が奮起のシュートを放ち、岬に押し込まれ同点にされる。さらに試合終了間際、翼が立花兄弟のお株を奪う空中戦からのオーバーヘッドキックを放ち、花輪はあえなく敗退した。劇場版第一作では、ヨーロッパ選抜チームから先制点を奪う活躍を見せた。
中学生編では花輪中を率いて全国大会に出場。3回戦で南葛中とあたり、翼との再対決を迎えた。トライアングルシュートを早々に見切られ、2点のビハインドを背負うも、新技「スカイラブハリケーン」を繰り出し、同点に追いつく。さらにコンビ技「ツインシュート[2]」を撃つが、森崎が辛うじて肩にあてたボールを石崎が捨て身でブロック。これに奮起した翼が勝ち越しゴールを決め、立花兄弟は再び敗退した。なお2003年刊行の解説本『キャプテン翼 3109日全記録』によると、このときキャプテンを務めていたのは弟の和夫だった。
ワールドジュニアユース編では全日本代表として選出。両開きのウイング、中盤などを兼任。アルゼンチン戦でDF次藤洋との合体技「スカイラブツインシュート」でゴールを奪うなど、空中技で攻守に貢献した。
【ワールドユース編】では賀茂から「二人一緒でなければ何もできない」と一喝され、全日本離脱後の山篭りによって「山猿キープ」「ムササビジャンプ」等の個人技も身に付けたが、メキシコ戦で早期に負傷退場した影響もあり新技の披露以降は作中で使用された場面は無かった。
【GOLDEN23】ではスカイラブが使用できなくなったため、守備の意識からボランチとしても活躍した。しかしオーストラリア戦前半選手生命をかけて捨て身の100%の力を込めたファイナルスカイラブハリケーンを繰り出し、得点は決めたものの両者退場。吉良監督と岬を泣かせた。
テクモ版では、「時間差スカイラブ」「スカイラブストーム」「ツインシュート」「スカイラブタイフーン」「スカイラブパスカット」「スカイラブブロック」「スカイラブタックル」「ジェミニアタック」と、技数がもっとも多い。
「週刊少年ジャンプ」2008年36号に掲載された読みきりでは、小学生時代の設定ながら、中学時代に編み出した技であるスカイラブハリケーンを繰り出す描写がある。
戦歴[]
- 小学6年生
- 全日本少年サッカー大会予選リーグ敗退
- 中学1年生~中学3年生
- 全国中学校サッカー大会出場(1・2年生)、3回戦敗退(3年生)、ワールドカップジュニアユース選手権大会優勝
- 高校1年生~19歳
- 全国高校総体出場(1年生~3年生)、全国高校サッカー選手権大会出場(1年生~3年生)、ワールドカップユース選手権大会優勝(19歳)
得意技[]
- トライアングルシュート
- 1人が空中にセンタリングを上げ、もう1人がゴールポストを蹴って上空に飛んでパスを送り、さらにセンタリングを上げた方がシュートを行う技。中学生編にて石崎にゴールポストを蹴ることで防がれ、以後使用する機会は無い。劇場版では「スカイラブ・アクロバティック・シュート」と呼んでいた。
- スカイラブハリケーン
- 1人が仰向けになって発射台となり、もう1人が発射台役の足の上に乗って勢いをつけてジャンプし、ヘディングシュートを行う技。発射角度も自由に調整でき、守備に流用する場面もある。
- 2人のどちらの足にも大きな負担がかかるため、1試合で使用できる回数には制限があるという弱点がある。【GOLDEN23】では2人の体の成長に伴いそれに耐えられなくなり、事実上封印せざるを得なくなった。
- 基本的には立花兄弟同士で行うが、次藤が発射台となる場合や、翼や三杉が次藤を発射台にスカイラブを敢行したこともある(実行はされていないが、【ワールドユース編】のメキシコ戦にて沢田と佐野がスカイラブを敢行する代役に起用される場面もあった)。
- 名称はNASAのスカイラブ作戦から取られている。
- ツインシュート
- 2人同時にシュートを行う技。中学時代にスカイラブハリケーンが使えなくなった時のための切り札として編み出した。
- スカイラブツインシュート
- 仰向けになった次藤の足を、立花兄弟がそれぞれ片方ずつ発射台にして同時に飛び、空中でツインシュートを行う技。次藤とチームメイトになったジュニアユース編で編み出した技だが着地が未完成で、対アルゼンチン戦で使用した際には得点を決めるも、立花兄弟がそれぞれ両側のゴールポストに激突して負傷交代してしまった。
- 山猿キープ
- 低い姿勢でボールをキープし続ける技。
- ムササビジャンプ
- 右ひざの裏側でボールを抱え込みながら飛び、そこからバク宙してかかとで相手にパスを送る技。
ゲームオリジナルの技[]
- ジェミニアタック
- 2人で高速でワンツーリターンを繰り返す技。原作でも同様の動作はある。
- スカイラブタックル
- スカイラブハリケーンでタックルを行う技。テクモ版「II」以降に登場。
- スカイラブブロック
- スカイラブハリケーンでブロックを行う技。テクモ版「II」以降に登場。
- スカイラブパスカット
- スカイラブハリケーンでパスカットを行う技。テクモ版「II」以降に登場。なお、【GOLDEN23】ではオーストラリア戦で使おうとする描写はあるものの、「(足が破壊されるから)今ここで使うわけには・・・」と思い留まっている。
- 時間差スカイラブ
- スカイラブハリケーンを時間差によるフェイントをかけて放つ技。テクモ版「IV」にのみ登場。
- スカイラブストーム
- スカイラブツインシュートを、ディアスの前転シュートや翼のネオサイクロンの要領で空中で一回転しつつ、かかとで行う技。テクモ版「IV」にのみ登場。
- スカイラブタイフーン
- スカイラブツインシュートの発射の際にそれぞれ上下に跳び、上の選手がオーバーヘッドで叩き落した球を下の選手がゴールに向かって打ち返すという技。テクモ版「V」にのみ登場。翼はこの技を参考にしてブーストサイクロンを編み出した。
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